職場で経理関係の事務をやっている女性が、今月は休みの日が多い。お母さんが病気のため手術をするので、その準備や介抱で時間を取られるらしい。日頃の存在の「有難さ」を痛感する。
銀行関係、税理士、請求書、入出金など会社にとって金の出入りという要の部分の仕事をしているのだということが、こういう時に分かる。それからウチのような小企業は、経理担当と言ってもイロイロ雑用も多い。
外来者の対応、掃除、配送品の受け取り、それからもっとも重要ではないかと思われるのが電話の応対。特に電話は慣れと判断と臨機応変であることが要求されるので、有能なベテランの存在は欠かせない。変な言い方だが会社の為にも彼女のお母さんの手術の成功を祈る。
これは家庭内でも職場でも言えることだが、事務の女性にせよカミサンにせよ彼女等は物の置き場所を良く覚えていることだ。これは有難いことだ。昼間もコピー機のトナーが切れたので交換しようと思ったが肝心の予備品がどこにあるのかが分からない。
家でも洋服の置き場所も保険証の保管場所もイチイチ訊かないとサッパリ分からない。男女同権は大事なことだが、仕事にせよ家庭生活にせよ「向き不向き」とか「得手不得手」とかはあるわけでその辺は柔軟に考えた方が良いのではないか。マァ洗濯も料理も自分でやったって構わないと思うが。何をするにせよ健康第一だ。