2016年5月15日日曜日

玉掛け索

昨日、「日本の職人技」を紹介するようなテレビ番組で玉掛けワイヤーの先端部の「輪」を
作る作業を放送していた。

この「輪」の部分は現場でクレーンのフックを掛け重量物を吊り上げるために
非常に重要な役割を果たしている。

手順はワイヤーの先端を一度ほぐしてそれを、ワイヤーの途中の撚りを緩めて、
そこに入れて編み込んでいくのだが、体力と技術の両方を必要とする難しい作業だ!

この放送で「玉掛けワイヤーロープ」のことを「玉掛索(タマカケサク)」と言うのだと
初めて知った。

確かに「索」と言う字を手元の辞書で引くと、「綱」とか「なわ」という意味が最初に記してある。
普段、「ワイヤー」とか「ロープ」とか言っているが、
日本語には「索」という字があるのだとこの歳になって初めて知った!